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小菅紘宇 東京迷宮
夜明け近くの蒼黒い背景にやや赤味が差す山の風景や、暮れゆく山里に灯る民家のあかり、はたまた雪国の早春の淡い緑色など。
小菅氏は繊細な光・色使いを得意とする風景写真の大家である。
その彼が都市風景を撮るようになったきっかけは、知人からの「街中も撮ってみろ」との一言だったという。
しかし彼の撮る都市風景は彼が得意とする風景写真のスタイルとは全く異なっている。斬新な視角と「形」へのこだわり、ビビッドな色遣いで、都市に渦巻く混沌としたエネルギーを捉えている。
彼が切り取った東京の迷宮をみてもらいたい。
（文と構成：佐脇政孝）
撮影場所：中目黒・代官山界隈
カメラ：Nikon 1 V3
【DATA】：F4.5 1/400 ISO160 16.1mm
撮影場所：原宿界隈
カメラ：Nikon 1 V3
【DATA】：F5.6 1/125 ISO640 10mm
撮影場所：原宿界隈
カメラ：Nikon 1 V3
【DATA】：F5.6 1/60 ISO1000 16.1mm
撮影場所：原宿界隈
カメラ：Nikon 1 V3
【DATA】：F5.6 1/400 ISO160 30mm
撮影場所：南青山
カメラ：Nikon D810
【DATA】：F2.8 1/500 ISO400 200mm
撮影場所：押上
カメラ：Nikon D300
【DATA】：F8.0 1/10 ISO400 32mm
撮影場所：渋谷区猿楽町
カメラ：Nikon 1 V3
【DATA】：F16 1/320 ISO400 10mm
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